「花南理の庭」は、毛利家の家臣だった馬屋原(まやはら)家が拝領した長州藩第十一代藩主毛利斉元(もうりなりもと)の和歌の「雅号」を屋号とする古庭のある1日1組限定のお宿です。
「花南理の庭」は、作庭百有余年の古庭で、毛利家の八重姫(やえひめ)様も遊ばれました。自然の山水の景色を取り入れた池泉(ちせん)庭園で、広い庭には四季の花々が咲きそろいます。庭には、地元の萩ジオパークの火山石が使われ石庭としての趣も楽しめます。夜はカラーライトでライトアップされたお庭を楽しめます。庭は開放しています。
花南理の庭を眺めながら萩の海の幸・山の幸を楽しめるだけでなく、火山岩を敷き詰めたお風呂からはライトアップされた古庭も窺え、ゆったりと体を癒すことができる1日1組限定の宿泊サービスを提供しています。
お宿のミニ美術館「花南理の庭美術館」には、馬屋原家に伝わる地元萩の絵師たちの絵画を中心とする美術品や調度品などが所蔵されています。「開運!なんでも鑑定団」で四百万円の評価をいただいた松林桂月の『春宵花影』は人気の一品です。
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