堀内の旧福原家萩屋敷といえば、江戸時代、長州藩の「永代家老」をつとめた福原家の屋敷地であるが、現在は、どういうわけか公益財団法人菊屋家住宅保存会の所有地になっていて、荒れ果てた敷地の中にお屋敷の門だけが往時を忍ばせる。しかし、もう一品四百年の歴史を感じさせるお宝がひっそりと残っている。クロガネモチの…
市民の憩いの広場「中央公園」のそば、光塩幼稚園の敷地にあるイチョウである。古地図によると江戸時代ここには神社があったので、境内に植えられたものだろう。樹齢二~三百年ところだろうか。むかし幼稚園に通う道すがらながめていた。 …
今日は、萩の見島で獲れたウニをどんぶりにしてみました。ご試食あれ。…
21世紀のみのりといえば自然エネルギー。萩の松陰神社から山間部に入る黒川というなだらかな丘陵に、2017年「山口 · 萩メガソーラー発電所」という太陽光発電所ができた。一般家庭約7,730世帯分に相当する発電が可能だそうだ。京セラ製太陽電池モジュールが80,000枚近く並ぶ。 近く…
今年も平山台はみのりの秋。クリ・ブドウ・ナシ・リンゴ。しかし、「今年は少しおかしい。」と農家の方はいう。9月の台風、夏の猛暑、・・・ 少しずつくるっている地球。農家もお決まりのカンでは農業ができないそうである。秋のみのりに感謝。 …
「瀬つきアジ」という魚の名前を聞かれたことがあるだろう。「ブランド化」で有名になり東京あたりでは高値で取引されているそうだが、萩では、昔からご存じの「マアジ」だ。ただし、萩沖の見島近くの「八里ヶ瀬」あたりで獲れる「マアジ」は、瀬だけあった餌のプランクトンやシラスが多く「マアジ」も栄養万点、そ…
外堀の道路公園に移植された木で、かつては萩藩の支藩清末藩(きよすえはん、下関市の東側にあった。)の屋敷にあった。樹齢は三百年とされ、赤穂浪士の討ち入りの頃に萩に誕生したことになる。 近くには、萩の高級日本食の店「あじろ」や日本庭園が美しい喫茶店「畔亭(ホトリテイ)」がある。外堀あたりを…
萩に別れを告げるスポットは、「道の駅 萩往還(はぎおうかん)」だ。ところで、萩往還は、江戸時代萩と瀬戸内海の防府の藩の港「三田尻(みたじり)」を結ぶ動脈で、参勤交代の藩主や幕末の志士たちも往来した。 藩主たちは、江戸に行けば楽しいことがあり少々うかれていたかもしれえないが、中には悲…
相島は、萩商港から船で40分、萩沖に浮かぶ六つの火山島の一つだ。火山といっても山の多くは海に沈み、岡の形をした頂上部分が顔をのぞかせている。しかし、火山大地は農業向きで、水は少ないのでスイカや葉タバコが作られている。真夏の今、冷蔵庫で冷やしたスイカはとにかく甘くておいしい。 …
「メバル」は、三月から四月が旬の魚で「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれる。 「メバル」の名前は、目が大きく開き、見張っていることから「眼張(めばる)」に由来する。 お煮つけで食べるのが何といってもおいしい。 …